設計から製缶製作・機械加工・組立まで一貫生産を得意とし、近年は高圧・超高圧装置メーカーとして新分野進出を目指す株式会社シナダ。平成21年度採択事業「従来より高圧・安価な食品用液体高圧処理装置の開発事業」について伺いました。
―高圧処理装置とはどのような装置ですか?食品に1,000気圧などの高圧処理を行うことで、栄養の富化・殺菌効果・機能性の向上などが期待されており、既に一部で実用化されていましたが、汎用性があり、安価で実用性のある装置の開発が遅れている現状がありました。 そこで、本開発では、実用性のある安価な高圧装置を開発することとしました。 ―開発の結果は?装置仕様を2,000気圧/5Lで決定し、加圧ポンプから圧力容器まで一連の装置要素を全て自社開発で製作できました。装置の主要部品を一から自社開発で製作することは、自社ブランドメーカーを目指すうえで、大きな経験になりました。 その後、この経験を基に、市場で一定の需要が見込める1,000気圧装置「みずっこパワー」を開発しており、既に国内の環境関連機器商社に納入しております。 |
![]() 開発した2,000気圧装置
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―現在の取組みは?現在、JSTの新潟県地域結集型研究開発プログラム「食の高付加価値化に資する基盤技術の開発」に参画しており、この研究テーマの中で4,000気圧の装置開発にチャレンジしております。 今後の課題は、食品はもちろん、電子部品開発や粉体成型、高圧を利用した薬品開発など、他分野でも使えるような“おもしろい使い方”が提案できるようになることです。新たな用途を模索しながら、新たな市場を開拓・販路拡大を目指していきます。 |
![]() 1,000気圧装置「みずっこパワー」
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